2009年からはじまったトライアスロントリップ 。コロナ禍を経て、2023年シーズンもまた、石垣島、宮古島、アイアンマンジャパン70.3東三河、皆生、佐渡をはじめ全国各地の大会でTeam TTのチーム員の方々が、オリジナルウェアを着て参加いたしました。またコロナ自粛期間からはじまった月イチで開催されたオンラインオフ会やzwiftの仮想空間をチーム主宰の旅烏と一緒に自転車をこぐ週2回のイベントなど、オンライン上での交流を深めました。チームや練習仲間でレースに参加すると楽しさが倍増します。とはいっても、仲間で同じレースに出ることができなかったり、まわりにトライアスリートがいなくて、ひとりで練習している方も多いでしょう。トライアスロン・トリップから派生した「Team TT」は、弊誌を愛してのくださった読者の皆様とともに、オリジナルウェアを着て大会に参加（応援）しましょうというものです。（難しい決まりも、会費もありません）。Team TTの輪を広げることで、一体感のようなものが生まれ、トライアスロンを盛り上げていけたら、嬉しく思います。まだまだ大会開催も不透明な部分もあります。withコロナ禍だからこそ、全国各地に散らばっているチーム員との交流が大きな糧となるはずです。開催が実現した大会での交流はもちろんのこと、オンライン上でのオフ会やイベントは今後も引き続き開催していきます。あなたもオリジナルウエアを着て、Team TTに参加してみませんか？

★15周年記念デザイン。袖つきトライアスロンウエアのトップ。既存のトライアスロン・ウエア・パンツと組み合わせれば、今、一番トレンドのスピードスーツのセパレート版になります。

アイアンマンハワイ世界選手権でもトップ選手の多くが使用しているスピードスーツのセパレート版。そのトップの部分であるが半袖トライアスロントップがお目見えです。袖つきのため、バイクパートでのエアロ性向上に加え、肩まわりの日焼けの軽減に役立ちます。日焼けは体力の消耗の一因となるので、ミドルからロングのレースにピッタリ。スイムやランの擦れの軽減にもなります。フロントジッパーのみの対応です。今までの10周年のコンセプトカラーであるライムグリーンを差し色はそのままに、15周年記念モデルでは、デザインをシャープにして、逆三角形に見える仕掛けをしています。

○こだわり　その1　　　デザイン

雑誌のテイストが抜け出した！

爽やかなストライプのグラデーションで構成されたスカイブルーを基調に、かつてスタイリッシュな雑誌として話題を呼んだ「Triathlon Trip」誌のデザインのテイストをそのままに、チーム・ウエアとして表現した。デザインの随所にこだわりがつまっている。

	Triathlon Trip ロゴ かつて雑誌のタイトルであり、コミュニティのロゴ。「i」の文字のドット部分は、フラッグのような三角形がかたどられているが、その色は、後述のエンドマークの色合いにあわせて、レッドとグリーンで彩色されている。正面は中心に、バックは首筋の下と腰に配置。
	Gentle Breezeのロゴ 英語の航海用語で「風力3」をあらわす「Gentle Breeze」。日本語にすれば、ゆるゆると吹くたおやかな風。現在では、このコミュニティも運営する出版社名として使われ、「Triathlon Trip」誌から現在は「LUMINA」に引き継がれている」マーク・アレン連載記事｢Gentle Breeze from California」のシリーズタイトルにもなっている。その風にふわりそよぐ羽があしらわれている。
	旅烏のロゴ TJ(トライアスロン・ジャパン)時代からの好評連載「旅烏シリーズ」のロゴも配置。ノロ亀でおっちょこちょいのキャラが、みなさんのレース・パフォーマンスを陰ながら応援する。足を引っ張らないか、ちょっと心配ではあるが……。
	エンドマーク 「T」の文字をかたどったエンドマークは、雑誌ならではのマークだ。記事やコラムの最後に登場し、「ここで終わりですよ」という印なのである。タイトルロゴに匹敵するくらい大事なマークで、凝ったデザインにする雑誌も多い。本誌デザイナーのこだわりも感じていただけると思う。ウエアをつくるにあたって、イタリア風な色合いにアレンジしてお目見えしている。背面の中心部に配置してある。さらに襟のあるバイク・ジャージには、襟元のワンポイントとしてちょこっと鎮座している。デザイナーの遊び心も楽しんでいただけるだろう。